努力と成長を評価してくれるから
全力で仕事に向きあえる。
横見 卓哉
この場所で働くことの魅力。
まったく別の業界から転職してきて、製造の仕事をしています。それでも、社内の教育システムがしっかりしていたので、大きな戸惑いもなく仕事を覚えられました。入社してから半年間は教育訓練の期間。ここで基礎を身に付けて、ある程度のことができるようになってから現場の仕事を始められたのがありがたかったですね。それでも製造は技術が問われる仕事ですから、最初は何度も歯がゆい思いをしました。でも、真面目にやっていると、できなかったことがひとつずつできるようになってきます。自分の中ではそれが達成感となり、もっとできるようになりたい!という気持ちになりました。うれしいのは、その小さな成長を上司がしっかり評価してくれること。頑張れば、必ず会社が評価してくれる。この環境が自分には合っています。
私のしごと。
私の仕事は製缶。簡単に言えば、金属の板を切ったり、曲げたり、溶接して、図面どおりに製品をつくる仕事です。畑違いの業種から転職してきたので、経験はゼロ。最初は道具の名前もわからない状態だったので、毎日ノートにメモを取りながら、仕事を覚えていきました。まだまだ先輩たちとは技術の差がありますが、日々、部品の製作に打ちこんでいます。仕事のおもしろさであり、難しさでもあるのは、つくっている部品が毎回違うことです。水門などを設置する場所にあわせてゼロから設計しているので、同じ部品をつくり続けることがないのです。金属は厚みが違うだけで、扱い方がまるっきり変わります。特に溶接は難しくて、くっつけて終わりではなくて、その後にひずみを取るのに苦労しています。でも、この努力はすべて地域のためになる。その思いが、仕事に向かうモチベーションになっています。

入社のきっかけ。
前職は靴業界にいました。仕事は楽しかったのですが「ほかの業界の仕事も気になるな」と思い始めていた時に、平成30年の水害がありました。直接被害を受けたわけではありませんが、被害に遭われた知人もいます。そんな中で、「水害を防ぐ水門をつくっている会社がある」と知って興味を持ったのが入社のきっかけです。元は営業職でしたが、全然違うことがやってみたくて、製造の部署を希望しました。経験もなかったし、専門的な知識を学んでいるわけでもありませんでしたが、昔からものづくりは好きだったので「挑戦してみたい」と思ったんです。最初は苦労しましたが、技術を覚えていくのは本当におもしろい。自分にぴったりの仕事を見つけたと思っています。
今後の目標。
製造の現場では、1人前になるまでに5〜6年かかると言われています。私はまだ4年目で、まだすべての作業を任せてもらえるレベルには達していません。当面の目標は、なんでも一人でできるようになること。どんな図面がきても、当たり前のように作れるようになれば1人前かなと思っています。技術が問われる仕事は、自分が次に目指すものがはっきりしています。今できない技術を身に付けること。これを続けていくことが、おのずと成長につながります。また、会社からの評価の基準になる「等級」が社員に公表されているのも励みになっています。管理能力の基準が提示されているので、求められているリーダー像がイメージできます。将来は、周りをフォローしながら、大きな目標に向かっていけるリーダーになりたいと思っています。


機鋼事業部 製造部 製造課
横見 卓哉
広島県福山市出身。普通科修了。しっかり働いて、しっかり休む。そのメリハリを大切にしています。服が好きなので、休みの日には広島市内に買い物に出かけたり、友だちと飲みに行くことが多いですね。あと今は釣りにハマっています。周りに釣り好きが多くて、友だちはもちろん社内の先輩とも一緒に釣りに行くことがあります。
学生のみなさまへ
メッセージ。
自分のことを思い出してみると、学生のうちは「失敗したくない」という気持ちが強すぎたように思います。誰だって失敗はあるし、失敗したから終わりでもない。なにが言いたいかというと、就職活動がうまくいかなくても落ち込まなくていい。これを伝えたいです。もしかしたら今は希望していない業界に成功が待っているかもしれません。失敗を気にしすぎずに、頑張ってほしいと思います。
Entryこの街のミライを、さあ一緒に。
当社が培ってきた技術力を継承するため、
また個人毎のポジションに合った知識・能力を
身に付けてもらうため、
入社後、様々な研修プログラムを用意しています。
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