子どもたちのため、地域のため。
誠実な仕事を続けていく。
大野 佑輔
この場所で働くことの魅力。
私は水門やポンプなどの施工を行っていますが、自分の子どもたちに「あの水門はお父さんがつくったんだよ」と言えるのはうれしいです。子どもに誇れる仕事です。思い返せば、私は昔からものづくりが好きでした。だから、今の現場の仕事には、大きなやりがいを感じています。ただ、私たちが手がけている水門やポンプなどの施工はただのものづくりではありません。「地域の命や生活を守るためのもの」という意識は、いつも心の中にあります。その責任感は、真摯に仕事に向きあえる原動力になっていると思います。どんなときも誠実に、手を抜かずに工事を進めていく。いつまでも子どもに胸を張れるように、ひとつひとつの現場を大切にしています。
私のしごと。
工務の仕事は、水門やポンプなどの現場施工及び工事管理をする仕事です。水門やポンプなどが正しく機能するように設置し、定められた工期内で事故なく工事を完了させることが求められます。うまく工事を進める上で大事なのは、事前準備です。現場を見て状況を判断して、問題になりそうな部分をあらかじめ整理して潰しておけば、問題なく工事を完了できます。営業範囲である中四国でいろんな場所に行きますが、ひとつとして同じ現場はありません。似たような現場でも、同じやり方では通用しない場合もあります。毎回、効率良く工事を進めるにはどうすればいいか頭を悩ませています。振り返ってみると、難しかった現場ほど学んだことが多く、自分の力になっています。

入社のきっかけ。
私は住宅業界から転職してきました。地元で働きたいという思いがあり、広い意味では「同じ建設関係の仕事だ」ということで入社を決めました。実際に働いてみると、当たり前ですが住宅とはまったく違う仕事でした。新しく覚えることが多かったので最初は苦労しましたが、社内の人間関係の良さもあって乗り越えられました。先輩たちには感謝しています。「地域の命や生活を守る仕事」というのは、やはり特別だと思います。工務課では設備の点検やメンテナンスも行いますが、不具合箇所を見落とせば人命に関わる可能性もある為、雑な仕事はできません。今年で入社11年目ですが、長く働くほど、やりがいを感じられる仕事です。
今後の目標。
自分の担当現場が無い時には先輩方の現場に作業員として入ることもあります。その時にいつも、実力の差を思い知らされます。各現場での作業手順や方法、使用する機械や道具の選定など、まだまだ私は悩むことが多いですが、先輩方は無駄のない柔軟な方法で、あっという間に進めてしまいます。自分はまだまだ知識が足りないし、無駄も多いと思うので、もっと経験を重ねて、幅広い知識を身に付けたいと思っています。目指すのは社内外問わず「あいつに任せておけば大丈夫」と言われるようになることです。官公庁の仕事がメインなので、以前の現場と同じ担当者にあたることも少なくありません。その際に、私の顔を見て安心してもらえるような存在になりたいと思います。


機鋼事業部 工事部 工務課
大野 佑輔
広島県福山市出身。経済情報学科修了。趣味は釣りとゴルフですが、最近の休日は、まだ小さい子どもたちと過ごしています。公園に行ったり、ボールを使って遊んだり。そんな何気ない家族の時間が、今の一番の楽しみになっています。
学生のみなさまへ
メッセージ。
私はもともと営業職でしたが、今のように技術職につくことは想像していませんでしたし、この仕事に楽しみを見出すとは思ってもみませんでした。自分はこうだと決めつけず、学生のうちにいろいろな経験をして、いろいろなものに触れてみてください。若い感性で見てきたもの、聞いてきたもの。仕事とは全く関係ないようなことでも、社会に出てから役立つ時がきます。就職活動に、勉強にと忙しいとは思いますが、学生のうちにしかできないことも必ずあるので、プライベートも全力で楽しんでください。
Entryこの街のミライを、さあ一緒に。
当社が培ってきた技術力を継承するため、
また個人毎のポジションに合った知識・能力を
身に付けてもらうため、
入社後、様々な研修プログラムを用意しています。
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